ポストパレットとは|用途や特徴について解説

souco編集部
ポストパレットとは|用途や特徴について解説
(画像:iStock)

上に向かって柱だけが伸びているアイテムを物流現場で見たことがある人も多いのではないでしょうか?これはポストパレットと呼ばれ、長いものを保管するのに向いているマテハン機器です。積み重ねて使うこともでき、保管スペースを効率よく使えるメリットがあります。 本記事ではポストパレットの特徴と使用用途、ネスティングラックとの違いについて解説します。

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ポストパレットの特徴

ポストパレットとは底面の四角に柱が付いており、パレットとラックの両機能を備えているマテハン機器です。主に下記のような特徴があります。

スペースを有効活用できる

4〜7段ほどの多段積みが可能で、無駄なく保管スペースを使えます。

耐荷重に優れている

通常パレットと同じ耐荷重1tのものが多く流通しています。

長尺物の保管に優れている

四角に柱があるのみで側面に板がないため、建築資材やロール物といった、長さのある荷物もスムーズに出し入れできます。

ポストパレットの支柱タイプ

4本の支柱には3種類のタイプがあり、それぞれ特徴やメリットが異なります。

固定タイプ

組み立て不要のため、すぐに使い始められます。支柱の取り外しはできないものの、保管時はネスティングして省スペース化することも可能です。

取り外しタイプ

必要に応じて組み立てが可能です。使わない時は支柱を外して保管できます。

折りたたみタイプ

使わない時は柱を折りたたみ、積み重ねられるタイプです。保管スペースを節減できます。

ポストパレットの使用用途

ポストパレットは製品を直接積載できるため、荷姿は自由です。主に長尺物やドアやサッシなどの建築金物、繊維製品などのロール物、各種フィルムなどの保管に多く使われています。

保管だけでなく、ポストパレットに荷物を乗せたままトラックに積載可能。輸送もそのまま行えます。また、折りたたんで積み重ねることで、返送時もトラックの荷室を有効活用できます。

ポストパレットとネスティングラックの違い

比較項目 ポストパレット ネスティングラック
荷姿 自由 パレット
組み立て 一部必要 不要
多段積み OK OK
収納 折り畳む or 重ねて保管 重ねて保管
フォークリフト OK OK

ネスティングラックとはパレットと合わせて使用するマテハン機器で、ネステナーやネスラックとも呼ばれています。通常の多段積みでは引き出しに手間のかかる中間・下段のパレットも、ネスティングラックを使って保管すればスムーズに運搬できるのが特徴です。

ポストパレットとよく比較されますが、主に想定されている荷姿が異なります。自社で保管する荷物の特徴を洗い出し、適切なマテハン機器を選ぶようにしましょう。

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記事の執筆者

souco編集部

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