パレット輸送とは|種類やメリット・デメリットについて解説

souco編集部
パレット輸送とは|種類やメリット・デメリットについて解説
(画像:iStock)

荷物の輸送方法としてパレット輸送があります。パレットという平面の土台の上に荷物を載せて運べるため、倉庫や工場での商品管理や効率的な輸送にとても役立つアイテムです。

一口にパレットと言っても、色々な種類があるため、どれを選べば良いのか迷ってしまうことも多いと思います。この記事ではパレット輸送のメリット、デメリットについて解説します。

パレット輸送の特徴

パレットとは、貨物の積み降ろしを始めとする荷役作業や、輸送・保管に用いられる荷役台のことをいいます。
日本では、1970年にT11型がJISで輸送用平パレットとして規格されました。
また、T11という名称、あるいは縦と横の長さがそれぞれ1,100mmであることから、通称「イチイチパレット」とも呼ばれます。

複数の荷物をパレットの上に載せることで、一度に多くの荷物を移動させることができるため、スピーディーに作業を進められるのが特徴です。
パレットで輸送することで、物流倉庫や工場、トラックにて荷役作業と配送効率の最適化を目指します。併せて、作業スタッフの負担軽減のために用いられます。

パレットの種類による違い

平パレット

特徴

平パレットは、平らな構造で「すのこ」を上下に重ねたような形をしています。四方向からフォークリフトの爪を差し込む差し込み口があり、最も流通しているパレットです。

どんなシーン・業界で利用されているか

物流倉庫や工場ではもちろんですが、スーパーマーケットやホームセンターなどの店舗でも使用されており、私たちの日常生活でも目にする機会は多いでしょう。

メッシュパレット

特徴

メッシュパレットは、別名「メッシュボックス」とも呼ばれていて、汎用性の高い収納ボックスです。金属でできているため強度が高い上に軽量化されているため、女性の力でも扱いやすいのが大きな特徴となっています。

どんなシーン・業界で利用されているか

物流倉庫や工場、建設現場などで多く利用されています。産業廃棄物や農作物、引っ越し専門業者の荷物の運搬でも使われていて、用途の範囲が広いアイテムです。

ロールボックスパレット

特徴

ロールボックスパレットは開口部以外の3つの面が格子状や網状のスチール製の枠で囲われた台車のことで、別名「カゴ台車」とも呼ばれています。
キャスター付きのため、移動させやすいことも特徴の一つです。

どんなシーン・業界で利用されているか

物流倉庫やスーパーマーケットを始めとした小売店などで多く利用されています。荷物を運搬するだけではなく、販売店では商品の陳列棚としての使用も多く見られます。

ポストパレット

特徴

ポストパレットは、4つの角に支柱を持つパレットです。
パレットのように荷物を載せたままフォークリフトで運ぶことができ、尚且つ多段積みできます。よって、パレットとラックの両方の機能を持っている便利なアイテムといえます。

どんなシーン・業界で利用されているか

建築金物や布のロール、フィルムなどの長尺物の輸送に適しています。建築現場や工場での製品運搬、保管に多く利用されています。

シートパレット

特徴

シートパレットは、プラスチック製やスチール製の立体的なパレットとは違い、特殊クラフト紙や合成樹脂を素材とした薄いシート状のパレットです。一般的な2本の爪を持つフォークリフトではなく、シートパレット専用のフォークリフトを使います。

どんなシーン・業界で利用されているか

米袋・飼料・肥料といった袋物の運搬や保管に多く利用されています。その他、食料品、化学品、医薬品などの輸送に幅広く導入されています。

サイロパレット

特徴

漏斗状の箱を持ったパレットです。上部にフタがあり側面は密閉されている形状で、下部には粉粒体を取り出すための開閉口があります。

どんなシーン・業界で利用されているか

穀物や飼料など、粉状のものの運搬に使用されます。

タンクパレット

特徴

タンクパレットは、主に液体状のものを運搬するときに使用されます。側面は密閉されており、上部または下部に出し入れ口があります。

どんなシーン・業界で利用されているか

工業用化学薬品や溶剤、食用品溶液の輸送に利用されます。

パレット輸送のメリット

荷物の運搬を簡素化できる

パレット単位で荷物をまとめられるため、移動・運搬の手間を大きく省けます。
また、フォークリフトを使って積み降ろしをするため、手作業で行うよりもスピーディーであることが特徴です。

荷物の安定性を確保できる

パレット単位で保管・管理・輸送ができるため、作業効率が大幅に向上します。加えて荷物を積み付けたまま動かせるため、安定性を確保できるのもメリットです。

荷物の破損を防ぐ

手作業で積み降ろしをする場合は、どうしても荷物に触れる回数が多くなるため、ヒューマンエラーによって荷物を破損させる可能性が高まります。

一方でパレットに荷物を載せた後にラップフィルムなどで包んでしまえば、直接荷物に触れることはなくなるため、破損や汚損を軽減できます。

パレット輸送のデメリット

フォークリフトが必要

多くのパレットはフォークリフトを使うことを前提としています。
フォークリフトがない現場の場合、人力でパレットから荷物を降ろす必要があり手間がかかってしまいます。

また、フォークリフトの使用には資格が必要です。資格を持った作業者がいない場合はハンドリフトでも代用できます。

広いスペースが必要

便利なパレットですが、縦横の辺が1,100mm(=1.1m)もあるため保管・管理には広いスペースが必要です。狭い倉庫の場合は使っていないパレットが作業スペースを圧迫する恐れがあります。

荷崩れや破損に注意する

パレットを積み降ろしをする際、フォークリフトの爪で商品を破損させてしまう可能性があります。フォークリフトの運転は慎重に行わなければなりません。

また、パレットから荷物を下ろすときも注意が必要です。ラップフィルムを外す際に荷崩れすることもあるため、慎重な作業が求められます。

パレット輸送のまとめ

現代の倉庫業務や運送業務において、パレットは必須アイテムといえるものです。
パレットの特性を理解し上手く使うことができれば、日常の業務を効率よく行えます。業務の効率化は現場の安全性を高め、作業スタッフの負担軽減に繋がります。

それぞれの現場に合ったパレットを選び、安全に作業を行いましょう。

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記事の執筆者

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