パレット梱包の種類

souco編集部
パレット梱包の種類
(画像:iStock)

荷物の輸送方法の1つとして「パレット輸送」があります。パレットという平面の土台の上に荷物を載せて運ぶため、物流拠点では非常に多く利用されている方法です。

多くの荷物を一度に運搬したり管理できるためとても便利な一方で、平面の土台に荷物をただ載せただけでは崩れてしまいます。多くの荷物を積み重ねる際に有用なのがパレットの梱包です。

この記事ではパレット梱包の種類について解説します。

パレットを梱包する方法

荷物の運搬や倉庫での荷物管理でパレットを使う最大のメリットは、同じ形状の荷物を大量に輸送できることです。しかし、ただ積み上げただけでは運ぶ際の揺れや衝撃によって荷物が崩れやすいのが懸念点。安全に荷物を運ぶためにもパレットを適切に梱包することが大切です。

そこで、パレット輸送する際の3つの主な梱包方法について説明します。

ストレッチフィルム

ストレッチフィルムは工場や倉庫での作業には欠かせないアイテムです。大きな荷物を梱包するだけでなく、使用済みの段ボールをまとめたり、細かいネジやボルトなどの備品をまとめて持ち歩くことができます。

シュリンクフィルム

出版業界や業務用スーパーでよく用いられています。雑誌を包んだり、ペットボトルをまとめて包装し、店頭に並べられているのを見たことがある人も多いのではないでしょうか?その包装に使われているのがシュリンクフィルムです。

PPバンド

タイヤの結束や発泡スチロールを梱包する時に使用します。カー用品店や海鮮市場などで使われることの多い梱包です。

ストレッチフィルムでパレットを梱包する

メリット

機械を使う方法もありますが、機械を使わなくても手で巻くことができます。
静電気でフィルム同士がくっつくため接着剤などは必要ありません。対象となる荷物を巻くだけで簡単に梱包できるため、作業時間の短縮やテープ代などの経費削減にも貢献します。

手順

手で巻く場合

  1. 荷物の間に挟むなどして、フィルムの先端を動かないよう固定します。
  2. 隙間ができないように注意し、下から上へ巻いていきます。
  3. 巻き終わったら、カッターなどで少しフィルムに切れ込みを入れるか、荷物の角を利用すれば簡単に手で引きちぎることができます。
    それほど力を必要としないため、女性の力でも簡単に取り扱うことができるのも大きな特徴です。

機械で巻く場合

  1. 包装する機械にフィルムと荷物をセットします。
  2. スイッチを入れると梱包開始します。
  3. 巻き終わったら、自動的に終了です。

注意点

荷物梱包の際は非常に便利なストレッチフィルムですが、注意点が1つだけあります。それは、一度巻いたフィルムは巻きなおしができないことです。

例えば、1つのパレットに米10㎏の袋を50袋積んだとします。これを複数の店舗に納品する場合、1件目の店舗で荷物全体に巻いているフィルムを一度破らなければなりません。
一度破いたフィルムは再度巻くことはできないため、納品先が複数ある場合はパレットを別々にするなど、荷物を保護するためにも対策が必要です。

シュリンクフィルムでパレットを梱包する

メリット

熱を加えると縮むというフィルムの特性を活かして、様々な容器の形状に合わせて包装できるのが特徴です。PETボトルのラベルを始めとして、雑誌やDVD、化粧品や洗剤などの生活用品に至るまで使用範囲は多岐にわたります。

手順

シュリンクフィルムで包装する場合は必ず専用の機械が必要です。シュリンクできる機械は大きく分けて「トンネル式」と「ドライヤー式」の2種類あります。

トンネル式の場合

  1. シュリンク包装する製品をフィルムの中に入れて、余分な部分を切り落とします。
  2. シーラー機で溶接と裁断を行います。
  3. 製品をトンネル内に通し、熱風を当ててフィルムを収縮させれば包装完了です。

ドライヤー式の場合

  1. シュリンク包装する製品をフィルムの中に入れて、余分な部分を切り落とします。
  2. シーラー機で溶接と裁断を行います。
  3. 工業用のドライヤーで熱風を当ててフィルムを収縮させれば包装完了です。

注意点

シュリンクフィルムで梱包する場合は、必ずフィルムだけでなく収縮させるための機械が必要です。そのためストレッチフィルムを使うよりも初期コストがかかります。

PPバンドを通して梱包する

メリット

扱いやすい軽さと柔らかさを兼ね備えながら、強靭さも持っています。水に対しても耐性があり、雨に濡れてもバンドそのものの強度に影響はありません。

さまざまな色のバンドが用意されているため、製造年月日別、商品別など色分け梱包が可能です。

手順

  1. PPバンドをパレットの桁下に通します。
  2. 反対側へ移動し、桁下から出ているPPバンドの先端を引っ張ります
  3. 結束機やストッパー等を使用し、PPバンドを締めます

注意点

積み込みや荷降ろしする際にPPバンドを持つのは極力避けましょう。荷物の重さによっては段ボールを変形させたり、場合によっては荷物そのものを破損させてしまう可能性があります。

まとめ

以上、パレット梱包について、代表的な3種類の梱包方法を紹介しました。
パレットの登場は、輸送効率を大幅に向上させ、世界の物流を大きく変えました。それぞれの現場や梱包する製品に応じた梱包方法を選ぶことが大切であると思います。

どうしても人件費削減や経費削減を優先させがちですが、何よりも「安全第一」を優先してパレット梱包の知識を深めていきましょう。

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記事の執筆者

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