アルミパレットとは|用途やメリット・デメリットを解説

souco編集部
アルミパレットとは|用途やメリット・デメリットを解説
(画像:iStock)

さまざまな素材で作られている物流用のパレット。その中でもアルミニウムで作られたパレットには、どのような特徴があるのでしょうか? アルミパレットのメリット・デメリットを解説しながら、使用されている業界についても解説します。

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アルミパレットとは

アルミパレットとは、その名の通りアルミ製で作られたパレットのこと。工場や倉庫にある荷物を載せる荷役台で、作業効率を上げることを目的として利用されています。

アルミニウムの衛生性や軽量性、耐久性、耐食性の高さから、主に薬品や食品、化粧品などの衛生面に厳しい業界で使用されているパレットです。

アルミパレットを使うメリット

耐用年数が長い

木製パレットは腐食が起こりやすく耐用年数は3年~5年ほどですが、アルミパレットなら綺麗に使えば10年以上持ちます。

経年劣化が遅い

プラスチックや木製に比べると経年劣化が遅いのが特徴です。

錆が発生しにくい

空気中の酸素とアルミニウムの表面が反応すると酸化皮膜が発生するため、ステンレスと同等に錆が発生しにくい素材です。もし錆びた場合は重曹やクエン酸を使って落とす必要があります。

アルミニウム自体の価値が高い

アルミニウムは再利用した時の汎用性が優れているため、スクラップした場合でも価値が高いのがメリットです。

衛生的

非磁性体のため、空気中の粉塵が付着しません。またアルミパレットは洗浄できるため、雑菌の繁殖も防げます。

軽さと頑丈さのどちらも兼ね備えている

アルミニウムは新幹線や飛行機のボディにも使われており、軽量かつ丈夫な素材です。

リサイクル可能

再利用できるため、経済的で環境にやさしいパレットです。

アルミパレットのデメリット

耐熱性

アルミニウムの性質上、100℃以上の高温に耐えることができません。

原料の高騰

2019年1月はアルミニウム1kgあたり201.91円だったものの、2022年1月には345.25円まで高騰しています。 これは運送費の高騰により海外からの仕入れ額が値上がりしているほか、アルミニウムを製造する過程で大量の電力が必要となるため、エネルギー価格が高騰すると供給が不安定になることも理由の1つ。 また、中長期的な理由としては、リサイクルしやすいアルミニウムは需要増が続いていることも挙げられます。

(参考)https://ecodb.net/commodity/aluminum.html

まとめ

アルミニウムは耐久性や衛生面など優れている部分が多く、魅力的な素材の1つです。しかしそのメリットから需要が高まっている上、世界情勢による影響で製造コストが高騰している素材でもあります。メリットとデメリットをよく見極めて、どの素材が良いか選びましょう。

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記事の執筆者

souco編集部

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