段ボール荷物預かり保管サービス6社を比較|料金相場やメリットについても解説します

souco編集部
段ボール荷物預かり保管サービス6社を比較|料金相場やメリットについても解説します
(画像:iStock)

自宅にある扇風機やヒーターなどの季節用品や、オフィスにある捨てられない書類やイベント用の備品の保管など、個人や法人を問わず様々な状況で段ボール保管サービスは利用されています。
サービスごとに料金体系や機能が異なるため、本記事では段ボール保管サービス6社の比較表をご用意しました。料金の相場やサービスの選び方についても解説します。

soucoなら段ボール1箱あたり1日10円で保管できます!

soucoの段ボール保管プラン

初期費用0円・1日単位の従量課金制だから、保管料のムダもありません。

「一時的に荷物が溢れてしまった」「不動在庫がバックヤードを圧迫している」といった場合にスポットでご利用いただくこともできます!
また、常温だけでなく、冷凍や冷蔵の倉庫もご案内可能です。

⇒ soucoの段ボール保管サービスについて詳しく見る

段ボール保管サービスとは?

段ボール保管サービスとは、自宅やオフィスに置き場所がない荷物を、段ボールに入れて倉庫に預けるサービスです。
長期的に預ける前提のサービスが多いものの、1週間など短期で利用できるものや、オプション料金を支払えば早期取り出しが可能な場合もあります。

取り出す時は、専用のアプリやウェブサイトから申し込むと自宅まで配送してくれるものもあり、手軽に利用できるのが特徴です。

必要な時に必要な段ボールだけ取り出せるため、引越しやオフィスの移転、店舗改装、不要な物の整理などに便利。また、保管場所は防犯対策が講じられているため、安全に荷物を預けられます。

段ボール保管サービスとトランクルームとの違い

トランクルームの場合、全ての荷物が入るだけの決まったスペースを借りる必要があります。また、荷物の運搬や出し入れは利用者本人が行うのが特徴です。途中で一部の荷物を取り出しても、前月と同じ分の料金が発生します。

一方で段ボール保管サービスの場合、段ボールの数だけ保管料が発生します。途中で取り出した分の保管料は不要です。多くの場合で配送がセットになっており、保管場所まで荷物を持っていく必要はありません。

ただし、すぐに荷物を取り出したい場合でも、配送時のタイムラグが発生します。

段ボール保管サービスのメリット

スペースを有効活用できる

東京都千代田区のオフィス賃料は1坪あたり15,000〜30,000円ほど。オフィスや自宅の収納スペースが狭くなってきた際に、季節品や不要品などの荷物をそのまま置いておくのはもったいないケースもあります。
より広い部屋への引越しを検討する前に、段ボール保管サービスの活用を検討しましょう。

また、荷物の量で保管料が決まる従量課金制を採用しているサービスであれば、決まったスペースを借りるトランクルームよりもコストを抑えて利用できます。

保管に適した環境で管理できる

一般家庭やオフィスで保管する場合、場所によっては湿気や温度変化、虫害などが起こる可能性があります。例えば雛人形や電子機器、帳票類などは温度変化や湿気に弱く、悪環境で長期間保管すると劣化の原因となります。

一方で段ボール保管サービスなら、温度や湿度が一定に保たれた専用倉庫で保管できることがメリット。荷物を適切な環境で保管できます。

また、倉庫内には防犯カメラや警備員が配置されていたり、耐火設備や耐震構造を採用している場合も多く、荷物が盗難や火災などで損害を受けるリスクを軽減できます。

近くにトランクルームがなくても利用できる

都心部や郊外など住んでいる場所に関係なく、手軽に荷物を預けられるのがメリットです。
配送サービスが付帯している場合、取り出したい荷物が自宅まで配送されるので、移動や運搬の手間も省けます。

段ボール保管サービスのデメリット

荷物をすぐ取り出すことができない

宅配便等で段ボールが届くサービスの場合、手元に来るまでにタイムラグが発生します。多くの場合で取り出し指示をした当日中に受け取るのは難しく、最短翌日〜3日ほどかかるのがデメリットです。

一方で、段ボール保管サービスの中には自分で取りに行けるものもあります。頻繁に荷物を入れ替えたい場合には、取り出しまでにかかる期間を確認しましょう。

大きな荷物は預けられない場合がある

多くの段ボール保管サービスでは、一般的なサイズの段ボール箱に収められる荷物を対象としています。段ボールのサイズが決められていたり、専用段ボールが用意されている場合、大型の荷物や家具などは預けることができません。また、重量制限が設けられているケースもあります。

引越しやオフィス移転などで家具・家電や什器などを預けたい場合は、段ボールに入らない荷物も一緒に預けられるサービスを選ぶと良いでしょう。

段ボール保管サービスの選び方

保管期間

長期的に預けることが前提のサービスが多く、最低利用期間が決まっている場合があります。1か月未満の短期で保管したい場合は、1日単位で保管料が計算されるサービスがおすすめです。

最低利用期間が決まっている場合でも、オプション料金を支払えば早期取り出しが可能なケースもあります。利用前に確認しておきましょう。

保管環境

長期保管の天敵である「カビ」は、温度・湿度・栄養素の3つの条件が揃うと発生します。
温度が20〜30℃、湿度が約70%以上の空間で発生しやすく、閉め切った押入れや備品庫などはカビによって荷物が劣化する可能性が高いといえます。

また、保管場所の清潔さも重要です。埃や汚れがたまると、荷物に付着し汚れが取れにくくなることがあります。保管場所の温度や湿度だけでなく、清潔さを確認することも大切です。

配送方法

宅配便や専用車で集荷・配送してくれるサービスが多いものの、中には自分で荷物を運んだり引き取りに行く必要がある場合もあります。前者の場合は配送料の確認も大切。1箱あたりの保管料が安くても、配送料が割高な設定になっていないか確認しましょう。

確認すべき3つのポイント

  • 保管場所の温度や湿度は適切か?清潔さが保たれているか?
  • 配送料が割高な設定ではないか?
  • 最低利用期間は設けられているか?

段ボール保管サービスの料金相場

初期費用は無料としているところが多く、主に「保管料」「取り出し手数料」「配送料」に違いがあります。取り出し手数料を設けている場合は、その中に配送料も含まれているケースがほとんどです。

保管料は1箱あたり1か月200〜500円程度、取り出し手数料は1箱あたり1,000〜2,000円ほど。アイテム単位で取り出せる場合、1梱包あたり1,000円前後の価格設定となっています。

段ボール保管サービス6社の比較

段ボール箱での保管サービスを提供している6社の費用や対応エリア、保管環境について比較します。

※ souco社調べ。2023年5月10日時点。

souco

soucoの段ボール保管サービスに関するキャプチャ
全国2,500超拠点(※)にある登録倉庫の空きスペースをシェアリングできる法人向けの段ボール保管サービスです。最低利用期間が設けられておらず、1日単位の従量課金制を採用しているため短期利用にもおすすめ。
預けた段ボールは自分で取りに行くこともできます。
項目 内容
初期費用 無料
保管料 1箱10円/日(税別)
預け入れ手数料 40円/回(税別)
取り出し手数料 40円/回(税別)
配送料 要問い合わせ
(自分で取りに行くことも可能)
最低利用期間 なし
対応エリア 全国
(沖縄など一部地域除く)
大型荷物の対応
保管環境 要問い合わせ
(温度や湿度が管理された場所を希望可)
※ 2024年2月現在

CARAETO(カラエト)

CARAETOは1箱264円/月〜で保管できるサービスです。預けたアイテムを撮影してくれるため、何を保管しているか専用アプリで確認できます。また、不要になったアイテムはそのままCARAETO独自のマーケットへ出品することも可能です。

項目 内容
初期費用 1箱264円/月(税別)〜
保管料 1箱264円/月(税別)〜
預け入れ手数料 無料
取り出し手数料 880円/箱(税別)
配送料 -
最低利用期間 2か月
※早期取り出しサービスあり(1,760円)
対応エリア 全国
(沖縄や離島など一部地域を除く)
大型荷物の対応 -
保管環境 温度・湿度管理

AZUKEL

AZUKELは段ボールだけでなく、大型荷物の保管も可能なサービスです。段ボールに詰めたアイテムも1点ずつ撮影してくれるため、後からスマートフォンで管理できます。
大型荷物を保管する場合、荷物の搬出入はAZUKELのスタッフが対応するところもポイントの1つです。

項目 内容
初期費用 無料
保管料 1箱165円/月(税込)〜
預け入れ手数料 無料
取り出し手数料 1,100円/箱(税込)
配送料 -
最低利用期間 なし
※預け入れ日から180日以内に取り出し依頼をした場合、
1箱あたり1,100円(税込)が必要
対応エリア 全国
(沖縄や離島など一部地域を除く)
大型荷物の対応
保管環境 常温5~35℃、常湿40~70%の範囲

宅トラ

ヤマト運輸が保有している倉庫へ預けられるサービスです。段ボールだけでなく大型荷物の保管も可能。そのまま預けるだけでなく、指定のカーゴボックスに荷物をまとめて保管することもできます。

項目 内容
初期費用 6,270円(税込)〜
保管料 3箱1,628円/月(税込)
※段ボール費用として1箱あたり370円(税込)必要
預け入れ手数料 -
取り出し手数料 -
配送料 1箱2,090円(税込)〜
最低利用期間 6か月
対応エリア 全国
(一部離島を除く)
大型荷物の対応
保管環境 温度20~25℃、湿度55~65%
(参考)宅トラ

minikura

minikuraは創業70年の寺田倉庫が運営するサービスです。段ボール箱単位だけでなく、モノ単位での保管も可能。衣類についてはハンガーで吊るして管理する「クローゼットプラン」やクリーニングしてから管理を行う「クリーニングパックプラン」も展開しています。
また、預けているうちに不要になったものを簡単にヤフオク!へ出品できるのも特徴です。

項目 内容
初期費用 無料
保管料 1箱275円/月(税込)〜
預け入れ手数料 無料
取り出し手数料 1年未満の場合、1,100円(税込)〜
1年以上の場合は無料
配送料 -
最低利用期間 2か月
※早期取り出しの場合、
箱数×最大2か月分の月額保管料が必要
対応エリア 全国
大型荷物の対応 -
保管環境 温度10~28℃、湿度40~65%

サマリーポケット

サマリーポケットでは段ボールだけでなく、スーツケースやゴルフバッグなども保管できます。また、布団クリーニングやシューズリペアといったオプションサービスが充実しているのも特徴です。

項目 内容
初期費用 無料
保管料 1箱275円/月(税込)〜
預け入れ手数料 無料
取り出し手数料 1,100円/箱(税込)〜
配送料 -
最低利用期間 2か月
※1,760円(税込)で早期取り出しオプションあり
対応エリア 全国
大型荷物の対応
保管環境 平均保管湿度65%以下

まとめ

段ボール保管サービスを使えば、オフィスや自宅に置いておくと場所を取ってしまう荷物を別の場所で保管できます。保管環境が整っているため、荷物の劣化や破損を防ぐことができるのもメリットです。

サービスを選ぶ際には「保管環境が適切か」「荷物の取り出しや預け入れが柔軟にできるか」「初期費用や保管料などの料金が適正であるか」などを考慮すると良いでしょう。
ニーズに合わせて、複数の事業者のサービス内容や料金を比較検討することが大切です。

soucoなら段ボール1箱あたり1日10円で保管できます!

初期費用0円・1日単位の従量課金制だから、保管料のムダもありません。

「一時的に荷物が溢れてしまった」「不動在庫がバックヤードを圧迫している」といった場合にスポットでご利用いただくこともできます!
また、常温だけでなく、冷凍や冷蔵の倉庫もご案内可能です。

詳しいサービスの内容や保管に関するご相談は、下記のフォームよりお気軽にお問い合わせください!

記事の執筆者

souco編集部

株式会社souco

倉庫の空きスペースをシェアリングできるサービスを提供しています。段ボール1箱から10畳以上の大型保管スペースまで、さまざまななプランをご用意。1日単位で荷物を預けられます。