引越し時に段ボールへ入れない方が良いもの一覧

souco編集部
引越し時に段ボールへ入れない方が良いもの一覧
(画像:iStock)
国土交通省が定めているルールの中に引越し業者が荷物として運べないものが明記されているのをご存じでしょうか?
大切な家財道具を安心・安全に運んでもらうためにも、段ボールへ入れてはいけないもの・入れない方が良いものを事前に確認しておきましょう。

引越し時に段ボールへ入れてはいけないものがある

引越し業者とのトラブルを未然に防ぐために国土交通省が定めている「標準引越運送約款」の中で、引越し業者が運送の引き受けを拒絶することがある荷物について明記されています。

  1. 現金、有価証券、宝石貴金属、預金通帳、キャッシュカード、印鑑等荷送人において携帯することのできる貴重品
  2. 火薬類その他の危険品、不潔な物品等他の荷物に損害を及ぼす恐れのあるもの
  3. 動植物、ピアノ、美術品、骨董品等運送に当たって特殊な管理を要するため、他の荷物と同時に運送することに適さないもの
  4. 申込者が第八条第一項の規定によるその種類及び性質の申告をせず、又は同条第二項の規定による点検の同意を与えないもの

標準引越運送約款(平成二年運輸省告示第五百七十七号)
https://www.mlit.go.jp/common/001279970.pdf

貴重品

万が一、運搬中に紛失が発生した場合にトラブルとならないよう、貴重品は業者へ預けず自分自身で新居へ持っていくようにしましょう。

危険物

夏場の引越しはトラックの荷台の温度も上昇します。可燃物や爆発の危険性のあるものは段ボールに入れてはいけません。石油ストーブの運搬を依頼する場合は、中に入っている灯油を使い切るか、別の容器に移して自分で運ぶようにしましょう。

特殊な管理を必要とするもの

美術品やピアノは引越し業者側で専用のプランを設けている場合もあります。
引越し業者側が該当の荷物があることを知って引き受けた場合は、引越し業者側が滅失や損傷について損害賠償の責任を追うとされているため、トラブルを防ぐためにも事前に確認しておきましょう。

引越し時に段ボールへ入れない方が良いもの

家や車などのカギ

新居のカギを段ボールに入れてしまうと荷物の搬入の際に段ボールを開けなければならず大変です。家や車、自転車、金庫、倉庫などのカギ類はまとめて全部自分で持っておきましょう。

生鮮食品や冷凍食品

運搬中は常温環境下にあるため、生ものは傷み、冷凍されたものは溶けてしまいます。特に常温保管できない食品は引越しまでに食べるなどして処分しましょう。

新居ですぐに使うもの

トイレットペーパーや歯ブラシ、タオルなど最後まで段ボールへ入れなかった荷物は、引越し後すぐ必要になる可能性が高いため、キャリーケースなどに入れて新居に持っていくのがおすすめです。また、スマートフォンの充電器も手持ちの荷物に入れておくと安心でしょう。

段ボールに詰めなくても良いもの

引越しの際に段ボールへ荷物を入れる理由として

  • 荷物を運びやすくなる
  • 同じ箱をトラックに効率よく積み重ねることができる
  • 荷物を傷や故障から守り安全に運べる

などが挙げられます。
しかしすべての荷物を段ボールに詰める必要はなく、そのままの状態で運んでもらえる荷物もあります。

大型の家具や家電

テレビやエアコンといった段ボールに入らないような大型の家電は段ボールに入れる必要はありません。無理に梱包しても運ぶ際に滑りやすくなるなどのトラブルにつながりやすいため、引越し当日に業者におまかせしましょう。

また、大型の組み立て家具は運搬時に解体する可能性があるため、残っていれば説明書などを事前に用意しておくとスムーズです。

衣装ケースに入った服

衣装ケースに入った衣類・下着・靴下・タオル等は入れたまま運んでもらえるため、別途段ボールを用意して梱包する必要はありません。運ぶ際ににフタが開かないようにしっかりとテープなどで固定しておきましょう。

ただし、衣装ケースに入れたまま運んでもらえるものは衣類に限ります。
液体や壊れ物、プラスチック製品、電化製品などが入っている場合は段ボールへの詰め直しが必要です。分厚い本なども衣装ケースの破損につながりやすいため入れないようにしましょう。

パソコンなどの精密機器はどうしたら良い?

パソコンなどの精密機器は、少しの振動や衝撃にも弱く運搬の際に壊れる可能性があるため、基本的には自分で運ぶのが良いでしょう。

業者によってはパソコンの梱包・運搬が可能で、別途補償が用意されているところもありますが、事前にデータのバックアップを行っておくことをおすすめします。また、パソコンの配線の取り外し・取り付けは引越し業者に依頼できません。

段ボールに入らない傘や突っ張り棒は?

傘や突っ張り棒などの長いものは、そのままでは運びにくいためビニール紐等でひとまとめにして2箇所ほど縛っておくと良いでしょう。

まとめ

引越し時には大量の荷物を段ボールに詰めなくてはなりません。
しかし全ての荷物を段ボールに詰めればいいというわけではなく、入れてはいけないものや入れない方が良いものもあります。

梱包について迷ったら、当日に作業員へ聞くのではなく、事前に引越し業者へ問い合わせて確認しましょう。

記事の執筆者

souco編集部

株式会社souco

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