引越しで使える段ボール以外の梱包方法

souco編集部
引越しで使える段ボール以外の梱包方法
(画像:iStock)

引越しでは段ボールが欠かせません。ですが、段ボールで梱包しなければいけない理由はあるのでしょうか?本記事では引越し現場で段ボールが推奨されている理由のほか、段ボール以外に使える梱包材や引越し業者が用意している便利グッズについて解説します。

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引越しで段ボールを使う理由

引越しでは荷物を手早くトラックに積み込み、破損させずに目的地まで運ぶことが求められます。もし、荷物が段ボールに入っていなかったらどうなるでしょうか?1つずつ運び出す必要があるほか、上に荷物を重ねられ無いため、作業効率も積載効率も悪くなってしまいます。

一方、段ボールであれば上に何段にも積み重ねることができ、トラックの荷台に大量の荷物を積載できるのが特徴です。また、段ボールは両手に抱えやすく手渡しもスムーズに行えるため、積み込み作業の時間短縮につながります。
加えて段ボールはクッション性のある丈夫な構造になっており、運搬中の衝撃から荷物を守る役割も果たします。このような理由から、引越し現場では段ボールが主力の梱包資材として活躍しているのです。

段ボール以外の使える梱包材

衣装ケース

衣装ケースは原則としてそのままの状態で運んでもらえます。ただし、衣装ケースの中に液状の物や割れ物が入っていると運んでもらえないケースも。破損しやすいものは事前に取り出してから運搬をお願いしましょう。

スーツケース

スーツケースも中身の有無にかかわらずそのままの状態で運んでもらえます。もしスーツケースの中に引越し後すぐ使うものを入れる場合は、自分で新居まで持っていくのがおすすめです。

ゴミ袋に衣服をまとめても良い?

引越し業者はゴミ袋での梱包を推奨していません。ゴミ袋は作業員が両手に抱えづらい上に破損しやすく、作業効率が悪くなってしまいます。衣類など軽くて柔らかいものを詰める場合でも、できるだけ段ボールを使用するようにしましょう。

梱包せずにそのまま運んでもらえるものは?

タンスやソファ、ベッドなどの大型家具はそのまま運んでもらえます。ただし事前にタンスの中身を空にしておく必要があるため、衣類などは段ボールに収納しましょう。
同じく冷蔵庫や洗濯機などの大型家電も梱包は不要で、梱包作業は引越し業者に代行してもらえます。運搬時に電源を抜くため、冷蔵庫の中にある食品は全て使い切っておくようにしましょう。

また、大きすぎて部屋からの搬出が困難な場合は、解体が必要になることがあります。解体作業も引越し業者が行うため、事前に解体しておく必要はありません。組み立て方法を記載した説明書があれば用意しておくと良いでしょう。

引越し業者が用意している梱包資材

引越し業者から受け取れる梱包資材は段ボールだけではありません。最近ではハンガーに吊るしたまま洋服を運べるハンガーBOXなど便利な梱包資材を用意している引越し業者もあります。各引越し会社ごとにどのような梱包資材があるか、下記で詳しく紹介します。(2022年12月時点。souco社調べ)

日本通運

日本通運の「単身パック当日便」では、

  • 段ボール:10枚
  • ガムテープ:1個
  • 布団袋:1つ
  • ハンガーボックス:4つ

が無料で用意されています。
また、有料オプションではあるものの、ウレタンで食器を挟んで運べる「食器トランク」や、靴の形を崩さずに運べる「シューズボックス」もレンタル可能です。

(参考)https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/

アート引越センター

「エコ楽ボックス」が有名なアート引越センター。無料で下記の梱包資材を配布または貸し出ししています。

  • 段ボール
  • ガムテープ(3色)
  • 和服用段ボール
  • 布団袋
  • ハンガーBOX
  • 食器ケース
  • ハンガーケース
  • シューズケース
  • テレビケース
  • 照明ケース

(参考)https://www.the0123.com/about/material/cardboard.html

サカイ引越センター

サカイ引越センターは、

  • 段ボール
  • ガムテープ
  • 布団袋
  • ハンガーケース
  • シューズボックス

を無料で用意。ハンガーケースにはスーツであれば7着程度、ワイシャツであれば15着程度を収納できます。

(参考)https://www.hikkoshi-sakai.co.jp/professional/service.html

アーク引越センター

アーク引越センターは、

  • 段ボール
  • 布団袋
  • ハンガーボックス
  • タンスパット
  • ジャバラ式パット

を無料で用意しています。ジャバラ式パットは自由にサイズを変えられるため、特殊な形の荷物でもすっぽり覆えるのが特徴です。

(参考)https://www.0003.co.jp/confidence/tool.html

ハート引っ越しセンター

ハート引っ越しセンターでは

  • 段ボール
  • 和装用段ボール
  • 布団袋
  • ハンガーBOX
  • 割れ物用包装紙

が無料で用意されています。

(参考)https://www.hikkoshi8100.com/content/kodawari/index.html

アリさんマークの引越社

アリさんマークの引越社は成約プレゼントとして、

  • 段ボール:最大50枚
  • ガムテープ:2個
  • 布団袋:2つ
  • ベッドマットカバー

を無料で配布。また、衣類を収納するハンガーボックスを無料で貸し出しています。

(参考)https://www.2626.co.jp/family/

段ボールに入れられないものは?

傘や突っ張り棒など段ボールに収納できない物は、バラバラにならないように紐で縛っておくのがおすすめです。その他、どのように梱包すると良いか分からない荷物は引越し業者に直接問い合わせましょう。

引越しの際は基本的に段ボールに荷物を詰めつつ、引越し業者が用意している便利グッズを活用しながら荷造りを進めると効率的です。また、大型家具や大型家電は事前に梱包せず、全てプロにお任せしましょう。

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記事の執筆者

souco編集部

株式会社souco

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