引越しで使った段ボールを回収してくれる場所一覧

souco編集部
引越しで使った段ボールを回収してくれる場所一覧
(画像:iStock)

引っ越しの荷ほどきが終わったあと、いらなくなった大量の段ボールの処分に困っている人も多いのではないでしょうか。段ボールは資源ゴミに分類されるため、燃えるゴミの日には出せません。処分する方法はさまざま用意されているものの、量が多いため大変です。

本記事では引っ越しで使った段ボールを回収してくれる場所を紹介します。引越し後の段ボールの処理に困っている人は、こちらの記事を参考にして自分に合った方法を選びましょう。


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引越し業者が提供している段ボール回収サービス

引っ越し業者によっては、不要になった使用済みの段ボールを引き取ってくれる回収サービスを提供しています。

メリットは、なんといってもいらなくなった大量の段ボールを手間なく一気に処理できるところ。ゴミ置き場や回収ボックスまで持っていく必要もないので一番手軽に処分できる方法です。
基本的にサービスは有料ですが、引っ越し業者によってはプランに含まれている場合や無料で利用できるところもあります。

しかし、引越し業者によっては自社以外の段ボールの回収ができない場合もあるため注意が必要です。
段ボールはスーパーやホームセンターで無料で手軽に手に入りますが、あとで別料金を請求されないためにも自社以外でも回収可能かをチェックしておきましょう。

上記を踏まえ、引越し業者の回収サービスを利用する際は以下の点に注意しましょう。

  • 回収サービスの対応エリアかどうか
  • 回収の引き取り期限や回数には制限があるか
  • 利用しているプランにサービスが含まれているか(プランによっては利用できない場合もある)
  • 自社以外の段ボールでも回収可能か

サービスは引っ越し業者によりばらつきがあるため、後悔しないためにも事前にしっかりとサービス内容を確認しましょう。各引越し業者ごとのサービス内容は下記の通りです。(2022年12月時点。souco社調べ)

引越し業者 サービス内容
日本通運 単身パック当日便は、1回のみ回収無料。その他のプランは有料。
引き取り期限は、単身パック当日便は1ヶ月以内。その他のプランは3ヶ月以内。
アート引越センター 1回につき3,000円(税込)で回収可。期限は3ヶ月以内が目安。
サカイ引越センター 3,300円(税込)で回収可。ただし3/15~4/15の期間は繁忙期のため対応不可。

(参考)
https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/faq/other/07.html
https://www.the0123.com/option/free/hikitori.html
https://www.hikkoshi-sakai.co.jp/faq/entry8.html

資源ごみとして処分する

段ボールは、リサイクル可能な包装材としてほとんどの自治体では資源ゴミとして扱われます。燃えるゴミの日に出したとしても回収してもらえないので注意しましょう。
業者などに連絡する手間も必要なく、資源ごみの日に出せば無料で処分できる点がメリットです。

しかし自治体によっては、資源ゴミとして処分する際には以下のようなルールが決められています。

  • 紐で縛る
  • 雨の日には回収できない
  • ゴミ出しの時間が決まっている
  • 一度に出せる量が決まっている(量が多い場合は小分けにして捨てる)
  • 濡れているものや汚れがひどいものは回収できない(少量の場合は燃えるゴミとして出す)

引っ越し先の自治体での資源ゴミの出し方のルールをしっかりと事前に確認してから処分するようにしましょう。

回収ボックスに段ボールを捨てる

近所のスーパーマーケットやホームセンター、ドラッグストアなどの敷地内で見かけることが多い回収ボックス。設置している店舗の営業時間内であればいつでも持ち込めるのが魅力です。

メリットとして、資源ゴミのように曜日や時間を気にせず、予約も必要ないので自分の好きなタイミングで持ち込める点が挙げられます。また、スーパーマーケットやドラッグストアなどによっては、持ち込んだ段ボールの重さに応じてポイントが付くところもあり、溜まったポイントはお買い物にも使えるためお得です。

デメリットは、回収ボックスまで自分で運ぶ必要があること。引っ越し後は大量の段ボールを処分しなければならないため、かなりの重労働になるでしょう。

また、持ち込める量に限度があるため注意しましょう。段ボールの量によっては複数回に分けて持ち込む必要があるため、事前にどのくらいの量を持ち込めるかを確認しておくことが必要です。

回収業者に段ボールを引き取ってもらう

引越し業者以外にも、古紙回収業者・リサイクル業者・不用品回収業者などが使用済みの段ボールの回収を行っています。

まずは電話で問い合わせて見積もりをとった後、見積もりに問題がなければ回収の日程を決めます。その後、決めた日に段ボールを回収してもらうという流れです。

回収を依頼する際に注意するポイントとして下記の3つが挙げられます。

  • 見積もり金額は適正か
  • 産業廃棄物収集運搬業許可を取得している業者か
  • 口コミや評判は良いか

業者によっては後から高額な料金を請求するなど悪質なところもあるので、複数社から見積もりを依頼し、適切な金額かどうか比較検討しましょう。

また、不用品の回収には産業廃棄物収集運搬業の許可が必要です。中には無許可で行っている業者もあり、自治体からきちんと認可を得ている業者かどうか事前に確認することをおすすめします。

さらにインターネット上の口コミや評判もチェックしてみて、悪い口コミばかりが目立つ業者は注意が必要です。トラブルを未然に防ぐためにも業者は慎重に選ぶようにしましょう。

使用済み段ボールでも売れる場合がある?

使用済みの段ボールは資源ゴミとして処分する人がほとんどでしょう。しかし、段ボールの需要は近年高まっているため、実は買い取りも可能です。

ただし、段ボールの買取価格は数円/kgのところがほとんど。また、最低重量が設けられているケースもあるなど、個人の引っ越しでは量が少なく逆に回収費用が必要となる可能性があります。

加えて下記のような段ボールは買取対象外とされる場合もあるため、段ボールが少量の場合は別の手段で処分するのが良いでしょう。

  • 汚れや傷みがある
  • 宅配の送り状がついている
  • テープやホッチキスがついている

まとめ

引越し後にいらなくなった段ボールは量が多く、処分するのは大変です。
段ボールは燃えるゴミとして処分できないため、契約している引越し業者によるサービスや回収業者などに依頼するか、回収ボックスを利用することでスムーズに処理できます。それぞれのメリット・デメリットなどを考慮して、自分に合った方法を選びましょう。

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記事の執筆者

souco編集部

株式会社souco

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