N式段ボールとは?展開図とメリットを解説

陳列が必要な箱を探している人や、遠方に運ぶ必要のある食品を梱包したい人に向けて、N式段ボールの展開図やメリットについて解説します。
soucoなら段ボール1箱あたり1日10円で保管できます!
初期費用0円・1日単位の従量課金制だから、保管料のムダもありません。「一時的に荷物が溢れてしまった」「不動在庫がバックヤードを圧迫している」といった場合にスポットでご利用いただくこともできます!
また、常温だけでなく、冷凍や冷蔵の倉庫もご案内可能です。
N式段ボールとは
概要
JIS規格「JIS Z 1507」のコード番号:04にて「ワンピースで、継ぎ代なしで組み立てられる箱」と定義されています。別名R式型や組立箱とも呼ばれており、テープがなくても組み立てられる箱です。
書籍、CDなど薄い商品はもちろんですが、近年では靴箱用やピザ用として、N式段ボールを見かけるようになりました。特に食品用では、テープを使わずに梱包できるフタが差し込み式のN式段ボールが主流です。
構造
C式段ボールの折り込みタイプと形状が似ていますが、大きな違いはフタと身が一体化しているワンピース型であることです。抜き型による量産にも向いているため、ロット数の多い商品に向いています。また陳列性に優れている形のため、重ねて置くことも可能なパッケージです。
組み立て方
組み立てる前に罫線に沿って折り癖をつけたあと、シートを内側に折り込みます。折り線が凹んでいる面が内側で、太い線が持ち上がっている面が外側です。様々な種類があるものの、比較的簡単に組み立てられるでしょう。
N式段ボールの中にも種類がある
差し込みタイプ
フタの前側を差し込むタイプと、サイドを差し込むタイプがあります。特に後者はしっかりと蓋ができるのが特徴です。衣類やタオル、文房具、書籍といった商品の梱包に向いています。
額縁付き
箱の左右を折り返して組み立てるタイプ。側面を折り返しているので強度があります。また、段ボールの断面が見えないため高級感もあるのがポイントです。文庫本の収納ボックス、靴箱として流通しています。
N式段ボールのメリット
N式段ボールは1枚のシートを折り込むだけで箱形になり、のりしろ部分もないためテープ無しで組み立てられるのがメリットです。抜き型で量産できるため、コストパフォーマンスも優れています。
ただし比較的小型のサイズが多いため、重さがある大きな荷物の梱包には向いていません。梱包する商品に応じて使い分けると良いでしょう。