C式段ボールとは?展開図とメリットを解説

souco編集部
C式段ボールとは?展開図とメリットを解説
(画像:iStock)

C式段ボールはフタと身が分かれている形式の箱で、繰り返し開閉できるのが特徴です。タオルや衣類、果物、ワイン、ビールといった贈答用のパッケージとしてよく用いられています。ギフト用として幅広く使われているため、高級感を求めている人にはおすすめの箱です。
大きい荷物を梱包したいときや、パッケージに高級感を求めている人に向けて、C式段ボールのメリットや展開図について解説します。

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C式段ボールとは

概要

C式段ボールとは、フタと身の部分が分かれている弁当箱のような形式のものです。JIS規格は「JIS Z 1507」のコード番号:03にて定められており、下記の2種類があります。

・0300:同じ方向にのりしろがあるタイプ
・0301:ふたと身ののりしろが互い違いの方向にあるタイプ

構造

フタと身が2つに分かれて、底は1枚の面になっているのが特徴です。罫線や切り込みは直線で、基本的に抜き型を使って製作されます。フタのないA式段ボール箱(半A式)を重ね合わせて簡易的にC式とするケースもあります。

組み立て方

罫線に沿って左右の外側フラップを内側に折り込みます。折り込んだ部分を、もう一方のフラップで包み込みロックします。箱が外れないように、きちんと溝に合わせてロックするのがポイントです。反対側も同じように折り込むと箱が完成します。
高さがある大型サイズや、厚みのある段ボールは、針金や角をテープで固定して形成します。

C式段ボールの中にも種類がある

簡易タイプ

簡易タイプは、抜き型を使わずに箱を形成します。折り込まずに針金や鋲で固定して組み立てるため、厚みのあるWフルートの段ボールでも組み立てられるのがメリットです。ひな人形の保管など大きい荷物や重い物を入れるときに向いています。
現在は、針金で止める職人が減少しており、取り扱う業者も少なくなっています。

額縁タイプ

額縁タイプは、箱を形成するときに抜き型が必要です。一方で針金や鋲を使わずに組み立てられるため、商品が傷つきにくいなどのメリットがあります。
ギフト用として使用するのが一般的で、切り口を隠すような展開図が多いのも特徴です。差し込むタイプや押し込むタイプとありますが、どちらも高級感のある箱に仕上がります。

C式段ボールのメリット

フタと身が2つに分かれており、よく贈答用のパッケージとして使われているタイプです。特に額縁タイプは組み立ても簡単な上、折り込むだけで高級感のある箱が完成します。
衣類やタオルを梱包したいときは薄くて平たいサイズ。ギフト用の果物やワインなどは小〜中型サイズが向いているでしょう。持ち手付きの段ボールも展開されているので用途に応じて使い分けてみてください。

記事の執筆者

souco編集部

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